映画、ハサミ男。
麻生久美子さんのいい台詞。
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「君のことは分かっている。君が何者か教えてあげるよ」
「君は狂っていないし、病気でもない。なぜなら君自体が狂気で病だからさ」
「僕はたぶん頭がおかしいし、心を病んでいるんだろう。君は僕の症状なのさ」
『小難しい話は止めてくれ!』
「『おもしろいね』」
「『君の心の中に怪物はいない』」
「『なぜなら、君こそが僕の怪物だから』」
「『僕は君に逆らえないんだよ』」
「『なあ、君は何者なんだい』」
「『空っぽ。内側も外側も空っぽ』」
「『ふたつの空っぽの境目が、あたし』」
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麻生久美子さん演じる千夏:
身体も心も不健康で、
彼に囚われ、彼から抜け出すことができない少女。
つっけんどん。
深い闇といえば闇、透明といえば透明、空っぽといえば空っぽ。
死にたい。
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麻生久美子さんの場面
■ まじで吐く
■ 刺す、刺される
■ 髪を引っ張られる
■ 紙を飲み込む
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関連の動画(youtube)。
上の動画によると、いちばん大変だったのは、何回も吐くシーンで、過呼吸になったりしたそう。
他には、豊川悦司、阿部寛も出演で豪華。音楽は本多俊之。
原作は殊脳将之さんの小説。小説は1999年にメフィスト賞受賞。
話自体もミステリーとしてほんとにおもしろかった。
メフィスト賞といえば『すべてがFになる』。